笑う門には福来る
笑うと健康にイイの?本当〜?と思っているあなた!とりあえず笑ってください。
「は!は!は!・・・」じゃダメですよ〜「ワハハは〜あぁ面白い」ぐらいじゃなきゃね
笑うネタがなくては難しいですよね。私はいつでも、なんかおもろいことないかな〜と
探しています。笑いながら仕事している方が楽しいじゃないですか。
米国のノーマン・カズンズ氏の話は「笑いで病気を治した」例として世界的に有名で
『笑いと治癒力』岩波現代文庫という本になっています。ぜひ一読を!ちなみに続編もあります。
カズンズ氏は50歳の時に強直性脊椎炎という膠原病を発症しました。全身の関節の激痛と
発熱のために動くことができなくなる難病で、当時根本的な治療はありませんでした。そこで
彼は、ハンス・セリエ博士(ストレス学説で有名)の「ネガティブな感情は心身に悪影響を及ぼす」
という考え方に惹かれ、「大笑い」を実践し、ビタミンCを大量に内服しながら、毎日喜劇や
コメディ番組を見て大笑いしたそうです。10分大笑いすると、眠れないほどの痛みが和らいで
少しずつ眠れるようになったのです。このビタミンC+大笑いで数ヶ月継続することで難病を克服
したのです。科学的な実証実験はたくさんあり、エンドルフィンやセロトニンなどの快感物質が
合成されて、ストレスを引き起こすコルチゾールの合成が減少します。笑うとゆったりと幸せな気分に
なるのも頷けます。カズンズ氏は膠原病でしたが、書店によくある話は、笑いががん細胞をやっつける
細胞の数を増やし免疫を高めるということです。漫才や落語を聞いてよく笑った後に食事をすると、
食後の血糖値の上昇が抑えられて、副交感神経が優位になり血圧の上昇が抑えられます。さらに笑いで
脳血流が増えるので認知症の予防にも繋がります。つまり笑いは百薬の長です!
今からさぁ笑ってみませんか! ガハハハハハ!!! 失礼! オホホホホ!!!