赤ワイン飲んで満足するな!
正直赤ワイン飲んで満足していた人はいませんか?何だか知らんけれど赤ワインはいいなぁ~って…
実は私はその口です。赤ワインからレスベラトロールを摂取しようとするのではなく、どうするか?
実は、ザクロがいいんです!なんだかTVショッピングのノリになってきました。ザクロの中に含まれ
ている物質が腸内細菌のはたらきで変換されてウロリチンという物質に変換されてサーチュイン遺伝子
の発現量が増えることが期待されます。ザクロしかもザクロジュースという形でも1日1杯飲むことで
健康効果が期待できます。このザクロジュース、果汁量が多い商品が良いようです。果汁量は100%以上
のものが良いです。このジュース類は原産地からの輸送コストを抑えるために濃縮してから輸送し、
販売拠点で加水することで元に戻す濃縮還元製法を用いられています。この時に加水量を減らせば、
果汁量が150%にもなるものも出てきます。芸人でアキラ100%という人もいましたが…
ザクロの有効成分は加熱に強いので、濃縮還元製法のジュースでも成分が変性する心配はありません。
ルテリオンという物質もサーチュイン遺伝子発現をアップしますが、抗酸化活性、免疫系の調整作用、
糖尿病の改善作用をもつ可能性があります。その他にも尿酸値を下げる作用が確認されています。
尿酸値と言えば、プリン体が悪!ビールやイクラなどね~と思っているでしょう。ですが、肥満や
運動不足が伴う場合が多いのです。尿酸値の増加予防には食事療法はもちろんですが、脂質代謝を
促す運動療法を我々は勧めます。サーチュインの活性化は脂質代謝を促進するので、ルテリオンの
尿酸値抑制効果はサーチュイン遺伝子発現による効果が関与しているかもしれません。
じゃあ、ルテリオンを食品から摂りたい!そんなあなたには食用菊です。あ~刺身のつまに使われて
いるやつね~と思う方もいますよね。あれは、つま菊というらしいです。観賞用の菊との明確な違い
はありませんが、苦みが少なく、味が良く、比較的香の少ないものが品種改良されて食用として栽培
されているのです。松尾芭蕉も滋賀の近江堅田で「蝶も来て酢を吸ふ菊の鱠哉(なますかな)」という
俳句を詠んでいるように、菊を好んで食べていたようですね。江戸時代からサーチュイン遺伝子を発現
させていたなんて!やるな!芭蕉!