そうです！東京ディズニーランドでお馴染みのビッグサンダーマウンテンが本日の話題。

あー楽しかった。また乗りたいな。ではなくて。

2018年にイグノーベル賞（人々を笑わせ、同時に考えさせる研究に贈られる賞）を受賞した研究。

決まった特徴を持つジェットコースターに乗ることで、小さい尿路結石は尿路を通ることがある

とのこと。尿路結石を持つ人は定期的に遊園地に行くと良いだろうとされております。

アメリカのディズニーワールドにあるビッグサンダーマウンテンに乗ると石（尿路結石）が通るとのこと。

この報告を患者から聞いた医師は３Dプリンターで尿路のシリコン模型を作り、大きさの異なる

３つの石や尿を含めて尿路結石患者の腎臓系を忠実に再現し、模型をリュックに入れて腎臓あたりの高さ

で抱えて医師自身が20回ひたすらジェットコースターに揺られたようです。

確かめてみると、患者が言うように腎臓模型の中で確かに石が通り、ジェットコースターの後方に座った方が

６４％の確率で通過したとのことです。これは後方座席の方が揺れが激しいためと推測されます。

理想的なのは「速く、荒く、ある程度ひねりや回転があるが、逆さまになったりしないもの」とされています。

アメリカのディズニーワールドでそのほかにもある、スペースマウンテンやロックンローラーコースターなど

比較的怖いとされるジェットコースターにも試乗したものの効果がなかったとのことです。

ビッグサンダーマウンテンは、「鉱山列車が、荒野を急旋回する」ことがテーマとなっており、

乗客が横に細かい振動で揺さぶられます。この揺れが良いようです。笑

スペースマウンテンは速度が速すぎて、加速度の度にかかる重力で石が固定されます。

定期的にジェットコースターに乗ることで大きな結石の発生予防にもつながると推測されます。

カルシウムや尿酸が尿路に蓄積してできる結石は、多くの場合原因が不明なのですが、

動物性のタンパク質を過剰摂取することでリスクが上がるとされております。日本人は男性７人に１人、

女性は15人に１人が一生に一度は尿路結石ができるとされております。

と言うことで、石（結石）ができる前に行ってみましょうか！ディズニーランドへ。