結論から言いますと悪ですね。

でも私は食べます。もう太っているからいいんです。ってことではないですよ。

確かに昨日引用したハーバード大学の論文によるとフライドポテト、ポテトチップス、

加糖飲料（糖分を含む炭酸飲料など。ここではダイエットコーラなどの無糖のものは含まない）

赤い肉、加工肉（ハム、ソーセージなど）をとっていた人ほど体重が増えていたことがわかります。

じゃあ、バナナやリンゴなどの糖質の多い果物は？ということになりますが、皆さんどう思います？

これについては、果物の種類と体重変化の関係は別の研究がなされており、バナナ・リンゴの摂取量が

多い人ほどむしろ体重が減っていたことがわかります。つまり種類に関わらず果物に関してはダイエット

に良いと考えて良いのでは無いでしょうか？というと、シャインマスカットばかり食べて、HbA1cが

上がる人もいるので気をつけてください。今日の話題は体重を軸にしております。

食べ物、飲み物の研究に共通して言えるのは、あくまで観察研究なので因果関係については

明らかでは無いということです。食事内容がどれだけ変化したのかと体重がどのように変化したのか

を調べたもので、これを食べると体重がこんなに変わるんだとは言えないところです。

同じ１g４Kcalの炭水化物であっても白米を食べれば太り、玄米を食べれば痩せる。同じカロリーで

あってもフルールジュースを飲んでいた人ほど太っており、果物を食べていた人ほど痩せていた。

この事実からは、カロリーの量よりも、何を食べて（飲んで）カロリーを接種したのか、つまり

カロリーの質のほうが重要なのだと言えるのでは無いでしょうか。

じゃあ炭水化物を減らした分何を食べるの？ということになりますが、できれば、野菜や果物をたくさん

食べることでダイエットにつながるものと思います。もちろん、白い炭水化物よりも茶色い炭水化物に

置き換える事も大事なのですが。ですが、極論、食事だけではなく運動量、睡眠も痩せるためには

重要なファクターである事も忘れないでいてください。