そろそろ、金沢市すこやか健診を受けて結果が来て、落胆する人、頑張った成果に酔いしれる人

様々だと思います。尿酸値が7.0mg/dlを越す人や痛風発作を経験したことのある人、高血圧や

糖尿病などの持病を合併する人は尿酸値6.０mg/dl以下を目指して、生活習慣を変えるべきです。

生活習慣の改善が達成する前に、おおよそ７割の患者さんは1年以内に生活改善を諦めます。

ご高齢になると、食事は生活の中の楽しみになりますので、プリン体が多い食品やアルコール飲料

甘いものは魅力的です。過度な食事制限は辛くドロップアウトしかねません。

じゃあどうするのか？本日はそこに考えていこうと思います。

①水分をしっかりと摂る。水分を十分に摂ることで尿量を増やして尿酸の排泄量を増やす。

目安は普段の飲水量＋500ml程度（今は暑いので＋800ml）で良いと思います。お酒も付き合いが

大事だと思いますが、ビールはプリン体が多い印象だと思います。その次に多いのはワイン、

その後続くのは日本酒、ウイスキー。プリン体の量が少ないのはやはり焼酎なのです。

②10分間「ニコニコ運動」をしよう。一番手っ取り早いのは体育館。ウォーキンやスイミング

サイクリングで話をしながら（ニコニコしながら会話できる程度）、体を動かすことを積極的に

生活習慣に取り入れてください。

③食事の量を（少し）減らす　体重を1年で３％カットすることを目標にするというわずかな減量

であっても尿酸値は改善します。食事は３食食べますが、よく噛んでゆっくり食べることで

満腹になりやすいことが報告されています。間食や甘い食べ物は程々にしたいです。

果糖は尿酸値をあげやすく、水分を1日180mlまで、果物は週に３〜４個までに留める必要が

あるのです。できることから取り入れてみてください。さぁ！できることから頑張ろう！！