金沢市「すこやか健診」を受けられた皆様へ:結果の「点」を安心の「線」に繋げる再検査のすすめ
秋も深まり、金沢市の「すこやか検診」の期間もいよいよ終盤を迎えました。受診された皆様、まずはご自身の健康と向き合う大切な一歩を踏み出されたこと、本当にお疲れ様でした。検診結果がお手元に届き始めている頃かと思いますが、封筒を開ける瞬間のあの少し緊張する気持ちは、私たち医師もよく理解しています。もし結果の中に「要再検査」や「要精密検査」という言葉があったとしても、どうか過度に不安にならないでください。それは決して「病気」を断定するものではなく、あなたの体が発してくれた「少し詳しく調べてみてほしい」という大切な「便り」なのです。以前のブログでもお伝えした通り、検診の結果は人生という長い物語の一瞬を切り取った「点」に過ぎません。大切なのは、その点を放置せず、適切な受診によって安心という「線」に繋げていくことです。例えば、血圧の数値が少し高かったり、尿検査で指摘があったりした場合、それは金沢の厳しい冬に備えて、今から血管や腎臓のケアを始める絶好のタイミングを教えてくれているのかもしれません。「数値は少し悪いけれど、自覚症状がないから大丈夫」と、自分自身との対話を後回しにしてしまうのは少しもったいない気がします。いりたに内科かかりつけクリニックでは、検診結果という通訳が必要な「便り」を、皆様と一緒に読み解く役割を担っています。「どこの病院へ行けばいいかわからない」「精密検査と言われたけれど、まずは相談したい」という心の機微に寄り添い、丁寧な通訳者として、次の一歩をサポートいたします。金沢の学び舎で子供たちの成長を見守る学校医としても、そして地域の皆様のかかりつけ医としても、数値の裏側にある皆様の生活背景を大切にしたいと考えています。本格的な寒さがやってくる前に、不安な点は解消しておきましょう。今夜、温かいお茶を飲みながら、ご自身の検診結果を優しく見つめ直してみてください。もし少しでも心配なことがあれば、いつでも当院におたずねください。皆様がこの冬を心穏やかに、そして健やかに過ごせるよう、私たちは全力でお手伝いさせていただきます。