インフルエンザ
インフルエンザ
「急に熱が出た」「強いだるさや寒気がある」「関節や筋肉が痛い」といった症状でお困りではありませんか。インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症で、特に冬から春先にかけて流行しやすい病気です。一般的な風邪と似た症状がみられる一方で、突然の発熱や強い倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛などが急に現れることがあります。高齢者や基礎疾患のある方、妊娠中の方、乳幼児などでは重症化することもあるため、症状が強い場合には早めに医療機関へ相談することが大切です。また、インフルエンザは人から人へ感染するため、周囲への感染を広げないための対策も重要です。
このような症状はインフルエンザかもしれません
・急に38℃以上の発熱が出た
・強い寒気や悪寒がある
・体が重くだるい
・頭痛がある
・関節や筋肉が痛い
・咳やのどの痛みがある
・鼻水や鼻づまりがある
・食欲が低下している
・急に体調が悪くなった
・家族や職場など身近な人がインフルエンザに感染している
・発熱や倦怠感が続いている
こうした症状がある場合には、インフルエンザの可能性があります。しかし、症状だけでインフルエンザと判断することは難しく、新型コロナウイルス感染症など、ほかの感染症でも似た症状がみられることがあります。発熱や強い倦怠感などがある場合には、医療機関へ相談するようにしましょう。
インフルエンザの主な症状
インフルエンザでは、さまざまな症状がみられます。
症状の現れ方には個人差がありますが、突然の発熱や全身症状が強く出ることが特徴のひとつです。
発熱・悪寒
インフルエンザでは、急に発熱することがあります。38℃以上の高熱になる場合もあり、発熱に伴って強い寒気や悪寒を感じることもあります。すべての方に高熱が出るわけではなく、特に高齢者などでは発熱が目立たない場合もあります。
強い倦怠感・頭痛
インフルエンザでは、急に体が重く感じたり、強い疲労感が現れたりすることがあります。頭痛を伴うこともあり、普段どおりに仕事や家事をすることが難しくなる場合があります。突然の強い倦怠感が発熱とともに現れた場合には、インフルエンザも考える必要があります。
関節痛・筋肉痛
インフルエンザでは、関節や筋肉に痛みを感じることがあります。全身の痛みやだるさが急に現れ、風邪よりも体への負担を強く感じる方もいます。発熱、倦怠感、頭痛などと合わせて症状が出ている場合には、医療機関で相談しましょう。
咳・のどの痛み・鼻水
咳やのどの痛み、鼻水など、一般的な風邪と共通する呼吸器症状もみられます。そのため、症状だけではインフルエンザと風邪を区別することが難しい場合があります。発熱や強い全身症状を伴う場合には、自己判断せず医療機関へ相談することが大切です。
インフルエンザと風邪の違い
インフルエンザと一般的な風邪は、咳、鼻水、のどの痛みなど似た症状がみられるため、症状だけで区別することは容易ではありません。一般的な風邪では、鼻水やのどの痛みなどの症状が徐々に現れることが多い一方、インフルエンザでは発熱、強い倦怠感、頭痛、関節痛や筋肉痛などが急に現れることがあります。症状の程度や現れ方には個人差があるため、「熱が高くないからインフルエンザではない」とは限りませんので、感染が疑われる場合には、医療機関で相談することをおすすめします。
インフルエンザの検査
インフルエンザが疑われる場合には、鼻やのどから採取した検体を用いた抗原検査などを行います。検査によってインフルエンザウイルスへの感染を確認することができますが、発症直後などはウイルス量が十分でなく、検査結果が陰性になることもあります。そのため、検査結果だけでなく、発症時期や症状、周囲の感染状況などを含めて医師が総合的に判断します。受診時には、いつから発熱したのか、どのような症状があるのかを伝えられるようにしておくと診察がスムーズとなります。
インフルエンザの治療
インフルエンザの治療では、症状に応じた対症療法に加えて、抗インフルエンザウイルス薬を使用することがあります。抗インフルエンザウイルス薬は、発症からの時間や症状、年齢、基礎疾患などを考慮して使用を判断します。薬の種類や使用方法は患者さまによって異なるため、医師の診察を受けたうえで適切な治療を行うことが大切です。また、十分な休養と水分補給を心がけ、体調が回復するまでは無理をしないようにしましょう。
周囲へのインフルエンザ感染にも注意
インフルエンザは、咳やくしゃみなどによって周囲へ感染が広がることがあります。感染が疑われる場合には、できるだけ人混みや不要な外出を避け、咳やくしゃみが出るときにはマスクや咳エチケットを心がけましょう。また、手洗いを行うことも感染対策につながります。家族に感染を広げないためにも、タオルや食器などの共有を避ける、こまめに換気を行うなど、できる範囲で対策を行うことが大切です。学校や職場への復帰については、体調や年齢、所属先のルールなどを確認するようにしましょう。
インフルエンザの予防について
インフルエンザを予防するためには、流行時期の感染対策に加えて、インフルエンザワクチンの接種も選択肢となります。ワクチンを接種しても感染することはありますが、発症や重症化を抑える効果が期待されています。特に、高齢者や基礎疾患のある方など、重症化リスクが高い方は、ワクチン接種について医師へ相談するとよいでしょう。日頃から十分な休養やバランスのよい食事を心がけ、手洗いなどの基本的な感染対策を続けることも重要です。
発熱や強い倦怠感がある場合は早めの相談を
インフルエンザは、風邪と似た症状がみられるため、「ただの風邪だろう」と考えてしまうことがあります。しかし、急な発熱や強い倦怠感、関節痛、筋肉痛などがみられる場合には、インフルエンザの可能性も考えられます。また、症状が強い場合や高齢者、基礎疾患のある方、妊娠中の方などは、早めに医療機関へ相談することが大切です。いりたに内科かかりつけクリニックでは、発熱や咳、のどの痛みなどの症状について、患者さまの状態を確認しながら診察を行っています。インフルエンザかもしれないと感じた場合や、発熱が続いている場合には、お早めにご相談ください。