2024.05.01

健診バッシングに思う

最近、健康診断を受けてはいけないなどと、週刊誌をはじめとして物申している

記事をよく見かけます。確かに、日本ほど健康診断への信仰が篤い国もないとは思います。

以前このブログに登場した韓国のDrによると日本と似たシステムであったように思います。

世界を見渡しても(アメリカ、ドイツ、カナダ、オーストラリア、スイス、フランス、スペイン

の医師には訊ねたことがあります)日本のように健康診断を強制していないのです。

健康診断自体が寿命を伸ばすエビデンスはないのですが、病気を早期発見し、進行を防ぎ、

未病状態を発見できることに関しては、圧倒的なメリットがあると思います。

健診の難しさは、判定の多くが統計的なものであり、健康と考えられる現役世代の人の

平均値を挟んで95%の人を正常、そしてそこから外れた5%の人を以上と呼んでいます。

数値の判定が直接的に健康かどうかを示してくれるわけでは無いので、異常値であっても健康な人

もおられますし、一方正常値なのに疾患を持っている人もいるのです。

全てにおいて、万能な検査システムはないと思います。ただ年に1回は健康を振り返るきっかけに

なるとの思いで受診することも決して無駄なことではありません。

もちろん、健診だけでは歯が立たない部分もあります。それに対しては、心臓ドックや脳ドックなどで

補完することも重要なことだと思います。ご参考になれば・・・