2024.10.06

おやつの食べ方①

「あ〜疲れた・・・なんか甘いもの欲しいなぁ〜」そんな時ありませんか?

私はしょっちゅうです。というか、今このブログを書いている時もそうかもしれません。

皆さんが考える間食つまりおやつですが、間食=太るもの、健康を害するものが常識だった

のではないでしょうか。だからこそ間食=我慢すべきものとされていましたが、この常識は

変わりつつあります。時代の流れですね。

『太らない間食』の著者である足立香代子さん(管理栄養士)は、間食はとったほうが体にいい

と言い切ります。その理由は、昼食と夕食の間隔が空くと夕食前にお腹が空いて夕食を食べ過ぎて

しまうからなのです。皆さんも経験があるはず。脳からもペコペコ状態で夕食を迎えると

「次の食事はたくさん食べなさい」という信号が出るのです。そうすると食欲が理性に勝って、

夕食を食べ過ぎやすくなるのです。夕食の食べ過ぎは、肥満の原因になるだけではなく、疲れ、

不調、老化の原因にもなります。間食は足りない栄養素を補うチャンスでもあるので、

不足しがちな、ビタミンC(フルーツ)、カルシウム(ヨーグルトやチーズなどの乳製品、小魚)、

鉄(プルーンやレーズン)、マグネシウム、亜鉛(アーモンドなどのナッツ類)をとると良いとされます。

全ての感触に当てはまらないのですが、おからやイヌリン(水溶性食物繊維の一種)などを含んだ

糖質を抑えた食物繊維が炭水化物の半分を占めるようにしたクッキーを1週間続けて間食に食べると、

間食時も夕食時も血糖値が低くなったそうです。これは食物繊維が豊富な間食は夕食時の血糖値の

急激な上昇を抑制することになるのです。このメカニズムは。昼食と夕食の間にお腹が空いて、

夕食前に脂肪の分解が促されることで、遊離脂肪酸が血中に増えてしまいます。遊離脂肪酸が

インスリンの働きを邪魔するので、インスリンが効きにくくなり高血糖になりやすいのです。

うまく間食をとることで、ある程度血糖値を上げて、遊離脂肪酸を出さない状態にしておくと

インスリンの働きが邪魔されないために、高血糖になりにくいのです。

こう考えると、間食=おやつもなかなかいいもんですよね。あとは内容次第です。