11月27日生まれの有名人
私はすぐにGoogle検索をする癖がありまして・・・本日生まれの有名人は?と・・・
明仁、正田美智子、徳川吉宗、藤田嗣治、松下幸之助・・・とWikipediaには書かれていました。
明仁さんは上皇ですね。その奥様の美智子様も同じ誕生日なんて素敵ですね。
私は小さなクリニックですが、一経営者でもあるので、松下幸之助さんの本もかなり読んでいます。
彼の経営哲学ですね。会社(人)、社会をどう捉えるかということについては何度読んでも
新鮮な気持ちになります。ですが、本日のブログの主役は徳川吉宗公にいたします。
8代将軍の徳川吉宗は作家津本陽の小説「大わらんじの男」によると身の丈6尺1寸5分(約185cm)
の偉丈夫であったと言います。江戸時代中期の男子の平均身長は約157cmであり、現代の力士たちに
匹敵するような大男であれば必ず文献に残されるはずですが、実際は大男ではなかったようです。
徳川幕府は代々将軍が亡くなった際には遺体の身長を測り、それを元にして位牌を作成し、三河の
菩提寺である大樹寺に送り届けたとのことです。記録として155cmとありますので、高齢に達して
やや身長が低くなったことを加味しても壮年期は160cm余りであったかもしれません。
30年間にわたって名将軍と言われた吉宗は61歳で引退し江戸城西の丸へ。その翌年の1746年に
脳卒中の発作を起こし、侍医が懸命に治療し翌年には床上げをするほど回復したようですが、
麻痺が残存したために外出はせずに静養していたようです。発作から5年後に脳卒中が再発。
尿路感染症を併発し重篤となり約1ヶ月後に鬼籍入りしました。脳卒中の再発は現在でも予後が悪いので
定説通りの吉宗の最後でした。享年67歳と記録には残っております。