糖質ちょいオフのススメ
糖質ダイエット…一度は耳にしたことがある!とかトライしたことがる!とおっしゃる方もいると
思います。でも糖質って何?と聞くときちんと答えることができる人は少ないのではないでしょうか。
もちろん、糖質だから砂糖を使ったスイーツとか甘味の強い果物よね〜と言われる方は多いのですが、
実は、ご飯やパン、うどん、そばといった主食系の食べ物や、じゃがいもやサツマイモなどの芋類も
糖質なのです。我々人間はそれらの食品を食べて糖質を摂取すると、小腸でブドウ糖に分解して吸収
します。そうすると血液中の糖の量(血糖値)が上昇するために、その血糖値を下げようと膵臓から
インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げるだけではなく、血液中の
ブドウ糖を脂肪に変えて体に蓄える働きがあるのです。これが体に脂肪が蓄積される原因となるのです。
ブドウ糖はエネルギーを必要としている体内の臓器・器官に運ばれて消費されるものですが、運動
せずに食べては寝てを繰り返すようなエネルギー消費のない毎日を送ると、血液中にあまります。
糖質のとりすぎ、運動不足でブドウ糖が血液中に余っていると、インスリンの働きでどんどんと
脂肪が蓄積されていくのです。つまり、糖質を過剰に摂取しなければ脂肪はつかないともいえます。
だからと言って、糖質を極端にカット(糖質カットとか糖質オフ)にすると、脂肪は一時的には
減っていきますが、それが急激に進むと体が危機を感じて脂肪を溜め込もうとします。
それが原因で高脂血症や脂質異常症などになってしまうのです。痩せようとして病気になるのもね〜
昨日もブログで書きましたが、糖質:タンパク質:脂質が5:3:2になるのがベストなのです。
1日の糖質量でいえば、糖質量を約15%減らす「糖質ちょいオフ」がおすすめなのです。