2025.06.03

これからビールが美味しい季節ですね

「お酒は依存性があるし、体(肝臓)に悪いからやめようと思うのです」と真面目なこと言っている

そこのあなた!私にお任せください。もちろん、主治医がいてその先生との話し合いで決めている

のであれば、そちらの先生の言うことをしっかりと聞いてください。

お酒対飲みすぎてしまったり、肝障害を起こしていたり、命を落とす人がいるのも事実です。否定は

しません。一方でお酒を楽しみにしている人、健康な範囲で飲み続けたいという人はいますよね。

私もなるほどと思った休肝法を患者さんに教えていただいたので皆さんにも共有しましょう。

ご本人の許可もとっています。好きなようにマネしてください。50代女性で、お酒とくにビールが

とにかく好きという方です。ビールそれもノンアルコールと通常のビールをごちゃまぜにしておいて

おきます。中を見ないようにして手に取って、普通のビールであればラッキー!ノンアルコールで

あれば残念だけど、その日は我慢するというようなルシアンルーレット休肝法です。

自分の意志ではノンアルコールビールに手を伸ばしにくいのですが、ルーレット感覚で毎晩の楽しみ

としてビールをいただく方法です。ノンアルコールビールを選択する!甘いものを食べない!とか

揚げ物は毒!のように意志の力が必要になります。我慢し続けるのは人間難しくて、がんばっても

心身がつかれていると簡単に意志はブレてしまうのです。それが人間です。人間だもの・・・

この時冷蔵庫にビールを入れる割合として普通:ノンアルコールを2:1にしておくと良いと思います。

なぜなら3日に1回は休肝日になるからです。厚生労働省は適度な飲酒量として1日平均約20g程度と

示しています。はっきり禁酒せ!と言っていないのです。適度な飲酒量の範囲で飲める人は、食事全般

を気遣う傾向があって長生きする可能性があります。お酒を飲まない人は、金銭的な理由からお酒を

購入できずにほかの栄養状態も良くない可能性もあるのです。飲酒は適度に楽しむことが大切です。

健康を優先しすぎて楽しみを我慢して、幸福を見失ってしまうのは本末転倒です。