2025.07.21

ルルドの泉

カトリック信者の聖地、フランス・ルルド。そこには毎年600万人もの人が訪れ、洞窟から湧き

出る水を飲むと病気が治癒すると言われる場所です。地図で見るフランスといってもスペインに

ほど近いピレネー山脈の麓にあります。病気が治癒?って思いませんか?

医師であり作家の帚木蓬生(ははぎ ほうせい)さんの「信仰と医学 聖地ルルドをめぐる省察」に

詳しく書かれています。この本を読んだのは5年ほど前なのですが、科学では説明がつかない

不思議な現象をどう受け入れるべきなのかを、過去の治癒事例から徹底検証する書籍です。

信仰と医学全く関係のない現象を多角的に論じていて非常に興味深く拝読させていただきました。

ぜひ皆さんも興味があればご一読を!

はじまりは、1854年に14歳の少女がルルド近くの洞窟付近で薪を拾っているところに聖母マリア

が現れて、「泉の水で顔を洗いなさい、そしてその水を飲むのです」しかし、周りを見ても水は

ありません。聖母は「洞窟の土を手で掘ってごらんなさい」と言います。するとそこから泥水が

湧いて、徐々に聖水へと変化したのだそうです。そして病気を癒す力があると分かったことから、

ルルドの泉が始まりました。世界中から不治の病に苦しむ人が訪れているのです。ルルドには

医療局があって、奇跡と認定するには大変厳しい基準が設けられています。これまで奇跡と認定

されたのは68件ですので年間600万人きての68件ですから、本当に泉の効果なのかは不明です。

6月28日にご紹介した、アレクシス・カレルは、若い頃にルルドへ巡礼者に同行して結核性腹膜炎

で余命幾許も無い女性がルルドの泉で沐浴したとろこたちまち病状が良くなり自分で歩行して

帰っていったことを目撃して本に書いてあります。市内では聖水のお持ち帰り用にペットボトルも

販売していますし、Amazonでも売っているようです。