2025.07.25

高血圧は男に多い?

決してそんなことはないと思います。ただ、そんなイメージを持たれている人も多いはず。実は、

更年期前後からは女性も高血圧になるリスクが一気に高くなるのです。もともと男性に比較して

女性は血圧が低く、低血圧に悩む人も少ないために、血圧に対する意識も低くて、原因不明の

頭痛やめまいなどの症状があって、病院や健診で血圧測定した際に高血圧だったと診断されて

驚くケースもあるようです。

ではなぜ、女性の血圧が低く抑えられているのでしょうか?それは、エストロゲンという女性

ホルモンの恩恵なのです。エストロゲンは髪と肌のハリ、ツヤ、骨密度を維持するという働きのほか、

血管をしなやかにして広げる役割も担って、血圧を安定させています。さらにいいことは、

善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やして、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)

を減らす作用もあって動脈硬化の防止に貢献しているのです。ダブルの効果で、血圧の上昇を抑制

しているのです。エストロゲンってすごいなぁ〜。

ですが、40〜50歳前後の更年期にかけて、エストロゲンの分泌量は急激に減少して、60代以降は

ほんとわずかな量になってしまうのです。それに伴い60歳代以降は血圧が上昇に転じ、高血圧症で

悩まされる人が増えるのです。老年期には脳卒中や心筋梗塞の発症例も急増します。重篤な病気を

予防する意味でも、40代を過ぎた女性には、血圧管理への意識を高めることが大切です。

更年期によるホルモンバランスが不安定な時期が続くことで、自律神経のバランスが乱れて血圧が

上昇します。血圧って敏感なんですよね〜