2025.07.26

「行動」と「感情」により上下する

昨日に引き続き、血圧の話題です。私たちの体には、サーカディアンリズム(概日リズム)という

大体24時間周期の体内時計が組み込まれているのです。朝に目覚めて夜に眠たくなるのはこの

24時間周期の体内時計が組み込まれているためであって、体のリズムを維持する仕組みがあるから

です。この体内リズムが自律神経と連動することで、呼吸や体温、ホルモンの分泌、心拍、消化など

の機能をコントロールしていて血圧もこのリズムに乗っかっているのです。起床とともに血圧が

上昇して、活動量の多い日中は高めをキープして、活動が収まる夜になると下がっていくのは、この

体内時計によるものなのです。こうした生理的な変動のほか、行動や感情の動きによっても変化して、

1日のうちでも結構変動するんですよ。食事やトイレでのイキみといった日常動作以外にも、怒ったり

緊張したりすることでも血圧は上がります。よく外来でアルアルなのは「病院で測ると血圧高〜い」

ということや「健診ってなんで血圧高くなるんでしょうね」ということ。医師や看護師の存在、

非日常の状況がもたらす緊張によるもので、白衣性高血圧と呼ばれる一種の心身症なのです。

私は言いたい!「血圧の上下で一喜一憂するな!」と生活の中で、一時的な上下は自然なものなのです。

血圧を上げない生活スタイルはゆったりと動いて、笑って、リラックスする、楽しい空想なんても

いいんじゃな〜いと思います。