2025.07.29
成長期の筋トレは身長を伸ばさない?
昨日のブログで筋肉の話題を取り上げましたが、患者さんから質問がありました。孫が筋トレに
頑張り過ぎているから身長が伸びないのかしら・・・とのこと。確かに体操や飛び込みなどの競技は
ほとんどの選手が小柄な上、がっちりと筋肉がついている印象はありませんか?一方、バレーボールや
バスケットボールの選手の多くはスラリと背が高く、極端な筋肉の肥大は認められません。そのためか、
成長期に筋肉をつけると背が伸びないというのが定説のようになっているのです。これは本当か嘘か?
どっちなんだい!ということですが、嘘です。迷信です。
体操競技の選手であれば、高得点を叩き出すためには競技中の「回転」が鍵となります。物理学的に
物体は短い方が回転しやすいので、背が高い選手は淘汰されます。体操を頑張っているから背が伸びない
のではなくて、小柄だから体操競技に長けていると考えるべきでしょう。反対に、高さを競うバスケット
ボールでは、当然身長が高い人の方が有利となります。つまり身長の伸びかたは、筋肉の発達と関係ない
のです。成長期の筋トレが体にとって悪いということではなくて、むしろ良いと言われています。
筋肉に適切な負荷をかけると成長ホルモンが出るのです。成長期には骨の縦方向への成長を促します。
成人すると骨の密度を上げてくれるので、加齢による骨密度減少がはっきりしてくる中高年きにも
筋トレはオススメです。筋トレは体にいいこと色々です。