いびき=自律神経フル稼働中
昨日は自律神経の話題でした。今日から8月が始まりました。暑い夏を乗り越えていきましょう。
私は北海道生まれなので暑い夏よりも寒い冬が好きでした。でも、クリニックを開業してから冬の
除雪との戦いに嫌気がさしてきています。もちろん、10cm積雪があれば業者さんが早朝から除雪を
してくれるのですが、それだけで良いという訳ではなく結局小一時間事務長と雪かきをするのが
冬の雪の日の恒例行事となっております。だから今は夏が好きなのです。雪がないので。
雪かきなや、ウォーキングを頑張り過ぎた日など、どっぷり疲れるといびきをかくことが多いように
感じます(指摘されます)。そしてたっぷり寝たはずなのに日中に強い眠気に襲われる、どうも疲れが
取れないなどと感じていたら、それは睡眠の質に問題があります。
いびきは睡眠中に狭くなった気道を空気が通過する時に起こる摩擦音なのです。実は、いびきを
かいている人は、脳を十分に休ませることができていません。眠っている間に、筋肉が緩んで垂れ
下がった舌の根元や喉の筋肉が気道を狭くさせます。そのため脳が低酸素状態に陥らないように
交感神経が頑張って働き、心拍数や血圧を上昇させて酸素を送り続けます。つまり、睡眠中に日中と
変わらずフル稼働させられている状態が続いているのです。仰向けで寝ている人は、舌が重力で
落ち込みやすいので要注意。いびきを書いているときは、自律神経が脳に酸素を供給するために
血圧や心拍を調整しなければならず、まさに運動している時と同じ状況が生じるのです。
さらに恐ろしいのは、いびきが「睡眠時無呼吸症候群」という深刻な病気につながっている可能性が
あるのです。睡眠時無呼吸症候群は以前からこのブログで紹介していますのですが、睡眠中に呼吸が
一時的に停止したり、あるいは浅くなる状態が繰り返し起こる病気です。この状態が長く続くと脳の
疲労が蓄積されて、神経細胞の損傷や認知機能の低下などにつながるのです。
身に覚えがある方はぜひ、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を受けてみてはいかがでしょうか?