2025.10.24

命に直結!?症状が無くても油断するな!

血圧は健康診断の結果の中でも特に注意すべき項目と言われています。

昨今の調査では、脳心血管病死の半数以上は高血圧が原因と判断されています。

健診で大事な3つの数値と言われている血圧、糖代謝(HbA1c)、脂質代謝(LDL)

のサイレントキラー3兄弟(勝手に命名)には特に気をつけなくてはいけません。

良い機会なので10月末までは健康診断についてブログに書くことにします。今決めました。

この血圧は、上の血圧である収縮期血圧としたの血圧である拡張期血圧の2つの数字で

表されます。上の血圧は心臓がドクンと拍動した際に血管にかかる血圧を表しています。

一方、下の血圧は心臓が収縮して血圧を送り出した後に、血液を再び送ろうとして心臓が

拡張した際に血管にかかる血圧を表しているのです。血圧の正常値は120/80mmHg未満

ですが、なかなかそんな人はいません。研究結果が出て高血圧の危険性が詳しくわかってきたので

以前に比べて判断基準が徐々に厳しくなってきているのです。

収縮期血圧は脳卒中との関連性が特に強く、130mmHgから徐々に増加して140mmHgの際には

発生率が3.3倍にもなるとされます。また、上の血圧と下の血圧の差を脈圧と言いますが、

この脈圧は40〜60が理想的とされます。脈圧が大きくなればなるほど動脈硬化が進行している

重要な指標としてみることができるのです。

心配の多い方もおられると思います。脈圧は大事なのですが、単独で判断は困難な指標なので

他の検診項目と併せてチェックしなくてはいけません。是非、お気軽に御相談にいらしてください。

心配な方、待ってま〜す。是非、結果をご持参くださいね〜