早食い注意!一口30回噛む
忙しい時にはどうしても早食いになってしまいます。昼休みが短かったり、仕事が山積みで
あればどうしても焦ってしまいますし、残業が多くねれば食事にかける時間は短くなってしまい
ますので、さらに早食いが加速してしまいます。早食いは健康を崩してしまう影響力があることを
みなさんご存知ではないでしょう。早食いは肥満を起こす食習慣です。なぜ肥満を起こすのか?
早食いであると、どうしても食物を噛む回数が減ってしまいます。この咀嚼回数の低下が悪影響
なのです。人間は食物を噛むことで満腹中枢が刺激されます。たくさん噛むことで、「あ〜食べたな〜」
と満足を得られるのです。ですが、食事の早食いで咀嚼回数が少ないとまだ食べられると感じて
しまうのです。腹八分目でStopをかけることができれば良いのですが、満腹感がないので、
ついつい食べすぎてしまいます。この結果体重が増加しBMIも上昇してしまうのです。
厚生労働省の研究結果では早食いの人にBMIの値が高いことは確認されています。さらに怖いことに
早食いでお腹いっぱい食べるグループは、早食いでなかったりお腹いっぱい食べないグループに比較して
BMIが高くなるという結果も出ているのです。さらに早食いには、血糖値スパイクと呼ばれる食後の
急激な血糖値上昇を認めることがわかっています。血糖値スパイクが発生すると、血糖値を下げる
インスリンが大量に放出されます。そのために血糖は急激に低下されますが、血管にダメージを与えて
動脈硬化を進行させる恐れがあります。早食い対策として良いものは1口30回噛むことを厚労省は
推奨しているのです。30回噛むことは正直しんどいと思います。気持ちの部分だけでも30回噛んで
行こうと意識することから始めましょう。ちなみに私も相当な早食い男です。せっかちなんですね。
ちなみに今日は11月(いい)29日(肉)の日です。肉もしっかりかみましょうね!