塩分・飲酒に注意しましょう
冬~春は鍋料理やおでんが美味しい季節ですよね。
暖かい料理に加えてお酒がすすんでしまって・・・と年末年始に後悔した方も
多かったのではないでしょうか?冬はどうしても塩分の多い食事やお酒を楽しむ
機会が増えるのですが、その際にもしっかりと高血圧対策をすべきだと思います。
①食事
血液中の塩分濃度が上がると、体内の塩分濃度を一定に保とうとする仕組みが作用し
血液量が増えて血圧が上がります。
・食べ過ぎずにゆっくり噛んで楽しむことで肥満予防にもなります。
・汁は飲まない。おでん汁は塩分が多く、締めの雑炊はやめましょう
・高塩分食品(漬物など)を繰り返す傾向があれば、塩分控えめなどに切り替える
・鍋やおでんの汁はだしを利かせて野菜たっぷりにすると良いです。
②お酒
禁酒までの必要はありませんが、飲みすぎは禁物。翌朝の血圧が上昇しないように
「適量」を楽しむようにすると良いですね。
・日本酒は1合まで、ビールは500mlまでと1日の目安量を守りましょう。
・つまみは塩分の少ないものを選択しましょう。濃い味はお酒がすすみますよ。
③野菜
野菜や果物に多く含まれるカリウムは、高血圧対策に大切です。体内の余分なナトリウム
(塩分)を排出するはたらきを担います。
・できるだけ温野菜にしてたくさん食べる
・塩分の少ない調味料を使う
・漬物は減らしたり、浅漬けにする。
・ブロッコリー、大根、白菜、かぶ、小松菜がおすすめです。冬野菜ですね・・・
減塩は高血圧対策の中では基本中の基本とされております。
「もうとしだから、好きなだけ醤油をかけよう・・・」ではなくて、自己判断で
塩分を摂取する量を緩めるのはよくありません。乱れがちな食生活を見直して、できるところから
取り組むことが高血圧対策の第一歩であると信じています。
頑張れるところから取り組んでみましょう!