今年もお付き合い頂きましてありがとうございました。
ブログも始めてから2年が経過しようとしています。正直ネタ探しに時間が費やされます。何か面白いものは?ためになるものは?などなど、一応考えているのです。こう見えて。でも私気づきました。私が役に立つであろうと思って書いてみても、なかなか役に立たないのです。本当はもっと面白いネタがあるのに、コンプライアンス上書けない!これはもどかしいですよ〜。そんなこんなで、「毎日書くのはキツくなってきたな〜」とぼやいたところ、ホームページのバナーで「ブログ毎日更新中」って書いてあるじゃないと妻からツッコミ。やはり来年も細々と継続する予定です。ただ、医学的にとらわれず、エッセイ的なものも含めていこうと思います。今年最後の締めくくりは、ハリー・ポッターの話です。ハリー・ポッターは小説から映画化され、今では大阪のUSJに行けば会える存在になっています。私も詳しくないのですが、妻が専門家なので色々教えて頂きました。一体どう言うわけなのか、頭痛の専門家の間で「ハリー・ポッターの頭痛の診断は何か?」と言う議論が勃発した事がありました。そのきっかけとなったのは2007年のHeadache.2007;47:911-6でハリー・ポッターの頭痛はマグル(人間)で言うところの頭痛の分類ではおそらく片頭痛で良いだろうと結論づけました。マグルというのは魔法使いに対比した人間ということで、ハリーポッターは魔法使いですが、ハーマイオニーという女の子はマグルらしいです。この論文にはいくつも異論が出て、他の鑑別診断も投稿されたのです。医者の議論が白熱するって面白いですね。しかも小説・映画の主人公のことで。2012年には貨幣状頭痛(nummular headache)ということで決着がついたようです。この頭痛は局所構造に病変が存在しない状態で起こる、頭部の極めて限局した円形〜楕円形領域の痛みを伴う頭痛です。痛みは慢性ですが、持続的なものと数週から数ヶ月にわたって自然寛解するものがあります。確かに臨床的特徴はこの診断で良いのかもしれません。ですが、忘れては行けないことは、彼がマグルではないということ。妻が言うにはボルデモート(敵役)が近づいて傷が痛むのよ、あくまで頭痛じゃないとのこと。「医者は何にも分かってね〜な」とのお言葉をいただきました笑。ぜひお正月にハリー・ポッターを観て下さい。
では皆さん!良いお年を!そして来年もよろしくお願いいたします!!