2024.03.12

私、不眠症かしら?

健康には良質な睡眠が必要です!と耳にすることが多いですよね。

だから、マットレスを・・・だとか、掛け布団を・・・とか寝具が話題になることが

多いように思います。良い睡眠とは何なんでしょうか?

眠りの型は年齢によってさまざまに変化するもので、ほとんどが病気ではありません。

10歳までは朝型、その後30歳までは夜型が増えて、40歳代以降は朝型が多くなるようです。

1日約7時間睡眠が最も死亡率を減らすデータがありますが、

加齢とともに必要な睡眠時間は少なくなり、45歳で6.5時間、65歳で6時間と言われます。

不眠症とは・・・定義ですが、

①夜間の不眠が続き

②日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する、この2つが認められたら診断されます。

週に3日以上、夜間に眠れないことが原因で翌日の生活がままならないことを指します。

不眠症の治療はまず、睡眠薬ではなくて

認知行動療法が大事なのです。薬じゃない、行動面を見直すということですよ。

・布団に入る前からうす暗い照明にすべき。

・眠たくなってから布団に入るほうが良い。

・スマホやゲームはダメだけど、難しい本を読んだりここち良い音楽を聴いて眠くなりそうなことを

入眠の儀式にしてしまうことが大事です。

・寝る前に入浴すると、脳が冷やされるときに眠たくなるので効果的らしいです。

・朝日を浴びて朝食をとって体内時計をリセットし、日中の昼寝は20分程度にすべきです。

これでもダメだったらご相談ください。脳の機能を鈍らせて眠くさせるような薬は処方しませんよ笑。