2026.02.13

好調な運は伝染する

気合いだ!気合いだ!気合いだ!と以前、アニマル浜口は言っていました。昨年、津幡町出身の大の里関が横綱になりました。相撲という日本の国技は気合が勝負を決する競技の一つだと思います。何ヶ月いや何年もの厳しい稽古がわずか数秒で決してしまうのです。場所で優勝するには90%以上という脅威的な勝率が必要です。ほとんどの場所において横綱が優勝を持っていきます。つまり統計学的には横綱は滅多に負けない存在なのです。もちろん、大関や関脇も強いのですが、それでも横綱との差は歴然としています。実際に相撲と将棋はプロと素人が対戦しても番狂せが生じないと言われます。それほど実力に格差があるのでしょう。ちなみにJリーグで優勝するには75%近い勝率を取る必要があり、プロ野球の優勝チームは50%台なのです。最強のチームであっても約半数の試合は負けているのです。連勝、連敗が続く時期だってありますし、押せ押せムードの時間帯、我慢の時間帯があったりします。チームのみならず個人であっても好調や不調の波があります。コーネル大学の研究でバスケットボールのショット数を調べ、成功とミスの並びは全体としてランダムであることを示し、「試合の流れは都市伝説」と主張しました。ところがマックスプランク研究所のチームはバレーボールで半数の人で、成功とミスの連鎖がランダムではないことを証明しました。個人の流れは当人のみならず、チームにも伝染するようで、カリフォルニア大学のチームは30試合以上の連続安打を記録中のノリに乗っている選手がいるチームでは、仲間の平均安打率も上昇することを統計学的に示しました。運の伝染はあるのです。ヒトには自然と他人の動きを真似る癖があるのです。つまり、我々が感じるかはわかりませんが、チームにはなんらかの雰囲気が確かに存在するのです。となれば、気合の入った仲間に近づいて「ご利益」をお裾分けするのは運気を上げるためには理にかなっていると言えのではないでしょうか?