2024.03.16

老けて見られたくない!

私事ですが、先月で46歳になりました。46歳と言えば、俳優の長谷川博己や

市川海老蔵、歌手のコブクロの2人、お笑い界ではピースの綾部、パンサー尾形、

山ちゃん、占いの島田秀平(全員敬称略でごめんなさい)などがおられます。

みんな芸能人だから若いよねぇと納得することにしております(笑)。

同じ年齢の人でも若々しく見える人と、老けて見える人がいます。実際の年齢を

聞いて「あっ!そ・そ・そうなんですね・・・」と返答に窮した経験をお持ちの方も

多いのではないでしょうか?

老化のキーワードとして「酸化」と「糖化」です。

酸化は、リンゴの皮をむいてそのままにしておくと茶色になる現象です。ワインを放置

しておくと酸っぱくなるのも同様です。人体の酸化は呼吸によって取り込んだ酸素が

エネルギーに変換されて水と活性酸素を排出されます。この活性酸素が参加の原因です。

一方の糖化は、フライパンでホットケーキを焼いてしばらくして裏返したときに、

こんがりとキツネ色になる現象を糖化といい、糖化によって変性したタンパク質を

AGE(終末糖化産物)と呼んでいます。AGEが体内で増えることでコラーゲン線維に

AGEが橋渡しをしてしまい(架橋かきょうをつくる)、コラーゲンが変性・劣化し硬くなるのです。

「糖化」と「酸化」の悪のブラザーズによって動脈硬化が進行されます。

糖化は血管を老化させて弾力を失わせてしなやかさを失わせ、血圧が高くなります。

高血圧になると、血管の内皮細胞が傷つきやすく、そのキズに異物が入り込み

アテロームというコブをつくります。これが動脈硬化であり、アテロームをつくる異物が

酸化した悪玉コレステロールなのです。このコレステロールの酸化は活性酸素により行われます。

今日の話はかなり複雑ですよね。説明が悪くてすみません。実は医学部の病理学で習う内容です。