頭涼足温!?
健康法の一つに「頭寒足熱」というものがあります。頭は冷やして、足は熱くするように心がけると、健康に暮らせるというものです。私が生まれ育った北海道は冬の間は暖房をしている部屋にいると、このことが健康に良いかもしれないとうなづけます。私の家だけかもしれませんが、冬でもシャツとパンツで暮らせるほど暖かくしていました。もちろんストーブの上にはヤカンがあり湿度を保たせようとしていました。学生時代に金沢に来てなんて寒いのだろうと思いました。家の作りやストーブの火力の問題もあるかもしれませんが、コタツの文化の場所ではシャツ・パンツでの生活は対応でき無いのです。ただ北海道のように強い暖房をしていると暖気は上に上がり、頭がのぼせたり、足元が冷えたりするので北海道暖房は健康に良いのかもしれません。四文字熟語なので、漢方か養生訓だと誤解される方もおいででしょうが、実はコレ、西洋の考え方なのです。トムとジェリーのような米国のアニメでも病気になった主人公が、頭を氷で冷やして、足元にお湯を入れたタライを置いて足浴しぐったりしているシーンを見かけました。実は、頭寒足熱は風邪を引いた時の身体の症状に対する対応であるようです。風邪をひくと寒気がしてて足が冷えるので、足をお湯で温める、一方、熱が出るとおでこが熱くなるので冷やす。という訳です。とすれば、健康法ではなかったことになります。と言っても、健康な時も頭は熱くなりやすいものです。それは脳が元来エネルギーをたくさん消費する組織だからなのです。頭を涼しく保つと気分もスッキリして頭の働きも良くなります。身体が冷えていなくても足が冷えると、気分は沈みがちになり、夜もよく眠れません。足浴方などで足を温めると、気分は穏やかになって夜もぐっすりと眠れます。つまり「頭寒足熱」は少し言い過ぎで、「頭涼足温」ぐらいが正しいやり方なのかもしれません。とりわけ、足浴や寝るときの靴下の着用など、春が来るまではオススメしておきます。