2026.03.12

内科・外科・循環器科

今日は医師・診療所に思うことを書かせていただきます。私のような元外科医という人、意外と多いようなのです。皆さんは診療所(クリニック)に受診するときに、標榜科目を見て考えていますか?流石に、産婦人科ではないので妊婦さんが大勢こられるということはありませんが(風邪では来られますよ)、皮膚科、整形外科の専門的な診察が必要でしょうと考えられる人が来院されることはよくあります。石川県金沢市の場合3つまで、標榜して良いはずでした(多分)。ただこの標榜科目のつながりが薄い場合、2番目以降は専門ではない可能性があります。私のような外科医だった人間は、大学病院であれば教授などを目指して更新の指導に当たったりします。病院勤務医師であればそのまま外科系医師として残る、あるいは内科の勉強を再度行なって内科医師として生きていく、または診療所を開設して院長になるという道を選びます。そこで、なぜ専門外の内科が選択肢に入ってきているのか不思議に思いませんか?実は内科というのは診療所で最も需要が高いのです。このために、もし外科医師が診療所院長として開業する場合は、内科医師として開業することが多くなるのです。どうやって医師のプロフィールから専門を判断するかなのですが、同じ外科でも呼吸器外科は呼吸器内科へ消化器外科は消化器内科へ、心臓血管外科は循環器内科へといったように臓器や医師の経験に即した科目を標榜することが多いのです。転科した医師は元々の専門医(科目)よりは経験が浅いことを忘れてはいけません。私が一番ヤバいと思うのは内科、皮膚科、小児科など脈絡がない標榜科の一人院長の場合、恐らく2番目以降はアルバイトなどで少しかじった程度ではないでしょうか?自己流で本や初期研修で勉強したレベルなのかもしれません。私はこのように外科から内科開業は絶対無理だな〜と思って、外科から内科(高齢医学科)へ13年の修行へ出たのです。内科診療を日々している身としては「内科舐めるな!」と言いたいです。だって難しいですよ〜外科からいきなり開業なんて絶対無理なのですから…私の場合は潔くわからない場合は「わかりません!!」と潔くお答えします。もちろん、わからないなりにアドバイスをして、専門の科目をおしらせ出来ると思います。迷ったらまず相談ですよ!