春だから歩きましょう!
Walking is the best medicine to us human beings.
”歩くことは我々人間にとって最良の薬である”という言葉を残したのは
古代ギリシヤの医者ヒポクラテスです。紀元前400年ごろ、薬という概念も
ない中で、運動をすることが健康に良いということを理解していたことに驚きです。
医学は今も発展しています。そのような現代でもExercise is Medicine.と言われます。
つまり、運動は薬ですということです。
Exercise is Medicineという言葉は、アメリカのスポーツ医学会で、
人類がみな健康でいるための大きな手段として運動を推進しましょう!という目的のために
EIMという組織が存在しています。もちろん、日本にもEIM Japanがあります。
ヒポクラテスが生きていた時代に、なぜそのように結論付けたのかはわかりませんが、
現在は様々なことが健康に良いとわかってきております。
・脂肪燃焼
有酸素運動として、脂肪を燃焼させるので生活習慣病予防や改善につながります。
・高血圧の改善
タウリンやプロスタグランディンEという物質が血中に増加し血圧が下がります。
・脂質異常症・動脈硬化の改善
中性脂肪を分解する酵素を活性化し、動脈硬化を改善します。
・糖尿病の改善
血中のブドウ糖が利用され、血糖値を下げる効果があります。
・心疾患のリスク低下
肥満解消や、高血圧・脂質異常症・高血糖が改善されるので心血管疾患のリスクが低下する
ことが明らかになっている。
・肝機能の改善
肝臓にたまった脂肪がエネルギー源として使われるので、脂肪肝の改善が期待できる。
・骨の強化
骨形成のために必要なカルシウムは、運動による適度な刺激で吸収が高まります。また、日中の
ウォーキングでカルシウムの吸収を助けるビタミンDが体内でつくられ、さらに骨強化に傾く。
以上は、ほんの一部です。運動は老若男女問わずに健康に対しての様々な効果があり
運動は薬ですと言えるのだと思います。多くの人さらに様々なお悩みに対して効果がある運動は
どの薬と比較してもこれほど有効な薬はないと思います。
ですが、即効性がないために日々の努力が必要になるわけです。これから毎日少しずつでも
体を動かす習慣を身につけていきませんか?
皆さんのやる気スイッチを押してしまいましたかね(笑)。