若年層が持つ認知バイアス
成人して間もない大学生や20歳代の社会人など、若年層はこれからの進路選択やキャリア形成など重要な意思決定を迫られる場面も多くて、精神的な負担を感じやすい時期でもあります。一方で、親から離れて単身で生活をするので自由度の高い生活を楽しむ人も少なくありません。小さい頃からスマホに慣れ親しんできた年代のため、SNSやインフルエンサーからの発信される情報に影響されやすい傾向があるとも指摘されます。SNS広告は一定のジャンルに興味のあるユーザーに向けて、SNS上に広告を配信する手法で、同じ広告を繰り返し見ることで、その商品に対する好意や親近感が高まりやすくなります(単純接触効果)。他者の投稿を見て、たくさんの人がいいと選んでいるならば自分も購入しようと判断する心理(同調バイアス)も働きます。まさに、私もFacebookで流れてくる書籍の広告でつい買ってしまうこともあります。これです。おっさんでも引っかかるのです(笑)。SNSキャンペーンはSNS上で期間を限定して行われる取り組みのことで、商品の価値以上に期間限定や数量限定といった条件に魅力を感じ(希少性バイアス)、応募や購入につながりやすくします。私は引っかからないのですが、インフルエンサーマーケティングというのもあります。SNS上で影響力を持つインフルエンサーを通じて、商品・サービスを紹介する手法です。フォローワー数や人気度から「信頼できる情報」と感じて(権威バイアス)、その人物への高い評価が商品の評価にも反映されて、好感を持たれる現象(ハロー効果)が生じる場合があります。そう考えると、夢グループの商品の売り方は、そんなバイアスをモノともせず、真正面から戦っていてすごく気持ちが安らぎます。ですが、まだ購入したことはありません。今度、石田社長と保科百合さんのために何か購入しようと思います。若年層の話に戻りますが、「食生活の乱れが、将来的に健康へ悪影響を及ぼす」といったリスクを伝えても行動変容にはつながらないことも指摘されています。実際、20歳代は朝食の欠食率も高く野菜の摂取量も少ない傾向にあることが報告されています。この若年層にはピア効果(同じ組織や集団に属する人々が互いの行動に影響を及ぼしあう傾向)を意識した仕組みづくりや取り組みが必要になります。