むくみ
この時期、雨が続くともう雨入らないな〜と思いますし、雨が少なければ、少ないところで農作物や飲料水が心配になったりします。7月は梅雨が明けて、本格的な夏に入る玄関口のようなものです。つまりこの時期には体の方で暑さに対する十分な準備ができていないせいか、調子が狂う人が多いのも確かです。食欲がない、疲れやすい、下肢がだるいなどの症状が出やすくなります。例えば、こんな経験はございませんか?朝は、スゥっと楽に履けた靴が夕方に帰っていざ脱ごうとすると、なかなか脱げない。そして向こうずねを指で押してみると、少しへこむ。こんな経験をお持ちの方は、多いのではないかと思います。これは紛れもなく”むくみ”なのです。1日中立っているお仕事だと尚一層このむくみはひどくなる傾向です。ですが、このむくみも翌朝にはすっかり無くなっているのならば、生理的範囲内のむくみで心配は不要です。問題は朝になっても、むくみがはっきりと残ってしまっている場合や、向こうずねを押した時に、ペコっと大きくへこむ場合、さらに下腿・下肢のみならず顔や手などにむくみが出てきている場合は何らかの病気が潜んでいる場合があるのです。私は施設の嘱託医もしているので、施設に入所されている皆さんの下肢をみる機会が非常に多いのですが、やはり9割以上の方は下腿が非常に太くなっているのです。施設の皆さんは基本的には座位で下肢をおろしているのでもちろん浮腫みやすいのは間違いありません。我々医師もそうですが、むくみと言って連想する病気はありますか?腎臓病、心臓病がすぐに頭に浮かびませんか。その他にもむくみの原因となる病気は山ほどあります。その中でも近年注目されているのはビタミンBの不足で起こる脚気です。栄養状況が悪かった時代には散見されていましたが、以前はインスタント食品を食べて、清涼飲料水をがぶ飲みしている若者にポツポツ脚気が見られるようになったのです。その中でも偏った食生活に左右されやすいことを忘れてはいけません。