2026.07.05

食べないのに痩せない

「そんなわけないだろ〜」と思っているあなた!あなた自身はそのような体質ではないのでしょうが、実際には悩まれている人は多いのです。我々医師が医学部で勉強する西洋医学では歯が立たない分野とも言えます。実際に話を伺うと「食生活は3食ともに生野菜を中心としてご飯類や肉類は控えているのです・・・」とのこと。ジムに通っていたのに、疲れすぎるので辞めてしまったとのことでした。色々伺うと、明らかに胃腸の機能の低下が認められました。胃腸の働きが悪くなると体内の水を運搬する作用が衰えてむくみが生じて水太りになります。東洋医学的には舌診と言いますが、舌が濡れてボテッとして周囲に歯の跡がついている状態であれば水毒を疑うべきです。水毒とは、体に余計な水分が溜まっている状態で、余分な水分が溜まって調子が悪くなる人を一般的に水毒体質と呼んでいます。例えば、雨降りの日になると、むくみがひどくなる、体が重くなる、頭痛がする、めまいがするなどの不調が出てきます。ジョギングをしたり、運動したりするときにいつもより体が重く感じることはありませんか?起床時に悪化しやすい、湿気の多い雨の日に悪化しやすい、頭が布に包まれたように痛い、一日中眠たい、眩暈やむくみがある、気分が悪かったり、嘔吐しやすいなどの症状があれば水毒を疑うべきかもしれません。「もっとしっかり食べるべきです」とアドバイスをすると躊躇する方も多いのですが、実際にタンパク質多めの食事に変更すると体重は変わりなくても、筋肉がついてきて引き締まってスマートになるのです。筋肉が増えると基礎代謝が上がるので、寝ている間にもカロリーが使われて、痩せやすくなります。食事制限で痩せられない女性は、まず胃腸の働きを良くして新陳代謝を改善すべきでしょう。肉類を含むタンパク質を摂り、野菜は生野菜を避けて温野菜を調理して食べること、極力日常生活で歩くことを勧めます。その結果今まで悩んでいた便秘が解消し、スポーツクラブにも通えるようになり、1年後には顔色も体調も改善し気持ちが前向きになって婚活にも参加しているそうです。ただ、野菜を選択するだけではダメで、いかに調理してお口に入れるのかがポイントなんですね。参考にしましょうね