2024.05.05

コーヒーと脳梗塞

皆さんは、朝のお目覚めや、出勤前にコーヒーを飲む習慣はありますか?

カップ片手に出勤!おしゃれじゃないですか〜、でも私はできません。

そもそもコーヒーを飲まないからです。大人になればコーヒーが飲めるに違いない!

と思って、憧れてコーヒー牛乳を飲んでいたあの日が懐かしいのですが・・・

そのコーヒーが本日の話題です。コーヒーには近年さまざまな健康効果が報告されています。

糖尿病や認知症の予防、肥満防止、大腸がんや肝がんの予防効果の可能性など、

コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールなどの成分による効果が注目されています。

2015年に国立がん研究センターの予防研究グループは、コーヒーを習慣的に飲む人は

心臓病や脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという結果を報告しました。

これって、私にとって不利じゃん!と思いました。だって、美味しくコーヒーを頂ける人

が圧倒的に有利じゃないですか〜〜コーヒー牛乳はダメなんですか?と問いたいくらいです。

この研究は、日本国内の45〜74歳で循環器疾患、がん既往のない約8万人を対象とした調査

研究が行われ、脳梗塞発症のリスクを比較したそうです。その結果、コーヒーを飲む習慣のある人は、

全く飲まない人に比べて脳梗塞の発症リスクが減少していたのです。すごくないですか!!

さらに海外では約40万人を対象とした研究で、コーヒー摂取は脳卒中の死亡リスクを下げる報告が

なされたのです。(いますぐ飲みたい!めちゃ飲みたい!そう思いませんか?)

ちなみに、どれくらい飲めばいいの?必ず思いますよね。

1日3〜4杯程度のコーヒー摂取が最も脳卒中のリスクを低下させるようです。(とても無理だな)

レストランに行くと食後に「コーヒーになさいますか?紅茶になさいますか?」と聞かれます。

それにもしっかりとした医学的なエビデンスが存在していたのですね。毎日のただの食習慣ではなく

毎日適量のコーヒーを飲むことで脳卒中の予防ができるなんて、コーヒーを飲める人には朗報ですね。