2024.07.30

死ぬまで働けっていうのか!?

そうなんです。私が勝手に言っているわけではありません。

66歳以上も働いている人の認知症になるリスクは、7割程度減少することが明らかです。

長年最前線で働いてきた人は、定年後にのんびりした生活に憧れを抱いて、隠居に入ります。

ですが、年金だけでは心許なく再び働き出す人や、起業する人も少なくありません。

この選択は怪我の功名というか、神様が与えたセカンドライフの充実なのではないかと思います。

61〜65歳で定年退職した人たちよりも長く働いた人達の方が認知症のリスクが3割程度に

減少するのです。この仕組みはあくまで想像の域を超えませんが、社会との関わり、人との交流、

仕事を全うする責任感・緊張感が良い負荷となってデータの改善につながっていると推察されます。

もちろんお金も大事ですが、仕事をするということで、規則正しい生活を自然と送ることになるので

働くこと自体そのものに価値があるのでしょう。令和4年度の内閣府が行なった調査で

「あなたは何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいですか?」と60歳以上の男女に問うたところ、

36.7%の人が「働けるうちはいつまでも」と回答しております。

その気持ちが認知症予防そのものなんですね。勉強になります。