夏真っ盛りですね。夏といえば？スイカ！かき氷！ビアガーデン！BBQ！などなど

忘れていました・・・プールですよね。プールに長時間入っていると唇が紫色になってしまった

という経験がある人も多いのではないでしょうか？

唇というのは口唇粘膜の一部分がめくれ上がってできた部位です。唇は口につながる粘膜の一部が

外側にめくれているのです。なんで赤いの？と思う方もおられるでしょう。

皮膚が薄くて、たくさんの血管が通っていて、血管がスケスケだからなのです。

話を戻します。プールに長時間入ると体温が下がります。血管が収縮して酸素供給量が低下します。

血管の中で酸素尾運搬するのはヘモグロビンです。ヘモグロビンが酸素運搬しているときは真っ赤、

酸素を運搬していなければ、赤紫色なのです。酸素供給料が低下すると、酸素を運搬していない

ヘモグロビンが増えるので、血液が黒っぽい色になり、紫色に見えるのです。

このような状態を医学的にはチアノーゼと呼びます。すぐに酸素投与を考えてしまいます。

漫画ちびまる子ちゃんの藤木くんはチアノーゼっぽいですが、酸素は足りていそうですね。

また、唇が赤いのは人間だけみたいです。言葉の発達のため？とか性的アピールのため？など

諸説いろいろあります。確証はありません。理由はともかく赤い唇は人を魅了しますね。

でも、我が家のポンポン（トイプードル）は唇が黒いのです。祖先の狼の時代から歯を剥き出しに

したときに遠くからでも牙がよく見えて、攻撃をするより前の段階で歯を見せつけて威嚇することで、

相手に自分の意思を伝えているのかも知れません。ポンポンは我が家のリアル長男（18歳）には

牙を剥かずにそのまま噛みつきます。唇が黒いこと、威嚇することを忘れているのかも知れませんね。

ポンちゃんの黒い唇もなかなかセクシーですよ〜。ちなみに、私には絶対噛みつきません笑。