2024.08.05

今日は何の日?

今日は土用の丑の日です。さぞかし、ウナギを食べている日本人が多いでしょう。

でもなぜウナギなの?と思いませんか?ウナギというと蒲焼にしたものをタレとともに

白飯に乗せたうな重、ウナ丼を指しています。蒲焼が夏痩せの薬と用いられ始めたのは

奈良時代ですが、うなぎ飯は江戸時代の天保の頃と言われています。

一般庶民が夏の土用の丑の日に食べるようになったのは江戸中期以降とのことです。

当初、うなぎ飯を食べるのは夏痩せ防止のおまじない程度に考えられていましたが、

長年の経験から次第にウナギの栄養素の持つ効力が認められるようになり、今でいう

栄養補助食品のような扱いを受けるようになったようです。

ウナギにはタンパク質、脂肪、ビタミンAが豊富に含まれており、夏の丑の日あたりは

暑さで食欲不振に陥ってタンパクな食べ物ばかりとって栄養に偏りをきたしやすいのです。

そんな時期にぴったりなうなぎ飯こと鰻重、鰻丼は最高のパワーフードかも知れませんね。

ちなみに土用の丑の日というのは立夏、立秋、立冬、立春の各々18日前を指し、年4回あります。

夏バテ解消のウナギは夏の土用で有名ですが、昔から腎のクスリ、目のクスリ、夏痩せのくすり。

丑の日は「ウ」の字のつくものを食べれば長命などと言われています。

ういろう?海ぶどう?ウィンナー?ウェディングケーキ?思い浮かびません・・・