今日は9月9日!救急の日です。
救急といえば救急車!クリニックを開業してから、すでに10回はお世話になっていると思います。
クリニックに来ていただいたり、訪問診療をしている施設から病院へ搬送いただくなどなど。
本当に命を救っていただいております。以前、救命センターで働いていた時は、またかぁと思いながら
救急車を受けていた立場から、救急車を依頼して受けていただく立場になり、本当のありがたみを
患者さん、家族ともども日々感じております。
ところで最近は、救急といえば、コードブルー(山下智久主演のドラマ)が筆頭でしょうか?
私の頃は救命病棟24時(江口洋介、松嶋菜々子のドラマ)でした。そして心臓マッサージ!
あぁ医者だ!これこそ医者だ!なんて勝手に思っていました。学生の頃に救急の現場を見たくて
友人と救命病棟24時のモデルとされた日本医科大学の高度救命センターに1週間見学に行きました。
医局にはドラマの台本もあり、医療指導もされていたり、実際にドラマに出演(エキストラの医者)
している先生もおられました。ハッキリ言って覚えているのは、この人たちはいつ寝ているのか?
なぜ救急医がこんなに細分化されたはずの分野の手術をこなしているのかということでした。
伺うと、確かによっぽどのことでない限り救急で手術までしてしまうので、他科との軋轢があるよう
でした。私が見たのは腹部大動脈瘤破裂の手術を麻酔も全部救命センターの医者がしていました。
現在の体制は知りませんが、当時の母校救急科とのエネルギーの差に愕然。もちろんマンパワーは
違いますが、日本医大救急の先生たちの目の輝きが恐ろしかったです。忘れられません。
大学3年の夏の思い出です・・・