2025.01.22
入浴のデメリット
昨日はお風呂はいいなぁ〜という話で終始終わりました。ですが、どんなことにもメリットと
デメリットはあります。どんなものか?不安定狭心症(心筋梗塞の前段階にある状態)などの
心臓の病気、コントロールされていない高血圧などがある人では、これらの病気を悪化させる
リスクがあります。たまにあるのは、高齢者の方でもともと血圧が低くて、浴槽入浴を楽しんで
いる最中にさらに血圧が低下してしまい転倒してしまうなど。暑すぎるお風呂、長風呂には
注意が必要です。高齢者入浴アドバイザーなる資格もあります。適切な入浴方法については
ぜひかかりつけの医師に相談してみてください。
乾燥肌の人も長時間の入浴で皮膚状態の悪化も可能性があります。ぬるめのお風呂で、入浴後に
しっかりと保湿をすることで改善することもあります。妊娠初期の女性も熱いお湯に長時間
つからない方が良いとされる研究もあります。赤ちゃんに神経障害のリスクが2.8倍高かったという
報告がなされているのです。安定期に入る妊娠12週までは熱いお湯に長時間入ることは避けて
浴槽入浴するとしてもぬるめにするなど工夫が必要です。また、銭湯や温泉などの感染症のリスクは
避けたいところです。一般的には入浴はリラックス効果や降圧効果もあるので推奨しています。
ですが、健康不安のある方や妊婦さんなど暑すぎるお風呂を避けなければいけない人たちもいるのは
事実です。自分の健康状態に合わせた入浴を楽しんで欲しいです。以上!入浴先生より