2025.01.17

同じものを食べているのに・・・

家族の中でも同じものを食べていても、太る人と痩せ体型を維持できる人いませんか?

違いは代謝にあるのです。太る人は食料を効率よく利用できる人で、食べたものが

すぐに身になるのです(なっちゃうのです)。逆に食料の利用効率の悪い人は、食べたものが

身にならない人もいます。そういう人はなかなか太りません(羨ましいですが)。

同じような食事をしていてもどうしてこうも違うのか?それは摂取した食料の利用効率に

個人差があるからなのです。効率よく利用できる人は太ってきて、あまり利用できない人は

痩せるのです。これだけ考えると、太る人の方が利用効率がいいというだけになります。

昔の話になりますが、縄文時代から江戸時代までいくつもの飢饉・飢餓が状態になることが

ありましたが、食物を効率よく利用できる人の方が少量の食料でも食べたものが

身になるので生き残ることができました。つまり現代においては私のような肥満型すなわち

食べたものを効率よく利用できる人の方が飢餓の時代に生き残ってきたわけなのです。

でも現代では、飽食の時代であり食べ物が周りにたくさんあるので、効率よく食べ物を利用できる

人は、同じように食べても太ってきてしまうのです。食べたものが身にならない利用効率の悪い人は

たくさん食べても標準体型を保つことができるので、現代は痩せ型の方に都合がいい時代ですね。

時代によってどちらが良いのかが異なるということです。でも肥満組から一つ言わせてください。

食べもにがない時代に生き残った我々は、進化の観点から考えると生き残るのに必要だった遺伝子を

持っているに違いありません。

この話を次男シュンシュンにすると、「そんな時代に生まれたら、遺伝子が働いて良かったのにね」

と残酷なことを言いました。確かに倹約遺伝子説なるものもありますが、

進化で最適化された人間であることを誇りに思いながら今日もげんきに生きていきます。笑