2025.03.04

最大の謎

インフルエンザ!皆さん、年末からかなり大流行しましたが、感染しませんでしたか?

インフルエンザは、通常の風邪の症状に加えて、高熱や頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感など

様々な症状が出現します。ですが、この関節痛が生じる原因は現代医学でも解明されていないのです。

かなり調べたのですが、わかりません。親しい整形外科の医師、膠原病で関節炎をよく診ている医師、

感染症を専門にしている内科医師にも聞きましたが、皆さん当たり前の症状すぎてなぜなのか?

ということには疑問を持たなかったようです。「だって、入谷は入谷だろ〜とか、わけわからんことを

いう奴もいました」恐らく、「インフルエンザ=関節痛だろ〜」ということを言いたかったのでしょう

確かに、当たり前にみている症状すぎて誰も疑問に思わなかったのでしょう。

それだけ謎に包まれているのです。もちろん、内因性発熱物質(サイトカイン、インターロイキンなど)

が関与しているはずですが、どのようなメカニズムで手足の関節にだけ症状を出しているのでしょうか?

全身の全部の関節に症状を起こしているのならば納得なのです、そこも興味深いところなのです。

ウイルスが間違って関節と反応しているのか、免疫なのか今後明らかになることを期待しています。

ちなみに、インフルエンザでは筋肉痛も同時に起こりますが、これに関しても明確な答えは導き出され

ていないようです。一説によると発熱する際に筋肉が微細に動くことで高熱を逃しているから生じている

とも言われています。いまだに謎なことが多い人体。身近な症状ほどわからないことがあるんですね。