2025.03.06

「すさまじきもの」ポケモンGo

枕草子の「すさまじきもの」の条には「春の網代」が上がっています。「網代」って知っていますか?

「網代」とは、冬に川の背にしかけて魚を撮る装置のことで、竹や木を編んだものであります。それが

春まで取り去られずに残っている情景を清少納言は「すさまじ」と評価したのです。

すさまじというと、我々の感覚で考えると「ものすご〜い」ということになりますが、もちろん、

その意味ではございません。従来は興味がないというふうに訳されていたこともあったようです。

そもそも、清少納言は興味がないジャーンと思いますよね。しっくりきませんね。

平安時代の漢和辞典「類聚名義抄(るいじゅうみょうぎしょう」によると「冷」という字の訓として

「すさまじ」とあります。つまり「寒い」という意味で春になってもある網代を見ると冬の気がして

ゾクゾクすることを言ったのではないかと思います。その他にも、すさまじきものとして「火のない

火バチ」も挙げていますが、火の消えたコタツも思わず風邪をひきそうに寒く感じますよね。

2016年にリリースされたポケモンGOですが、最近は全く聞きません。事故が増えたのかなと

疑問に思い調べたのですが、交通事故での死亡事故も増加せず、いくつかの事故の症例報告は

あったものの、ポケモンGOの出現で事故が有意に増加した報告はありませんでした。サイトを

みてみると、ポケモンGOの歩き方として地球の歩き方のようにガイドブックがあるようです。

靭帯に与えた影響としては、米国の報告ではポケモンGOをインストールしてから5000歩/日

程度だった歩数が、インストール後に1000歩/日増えて、その後緩やかに減少していき6週間で

元の歩数に戻ったそうです。特に今の時期はまだ外の散歩は「すさまじきもの」かもしれませんね。