ここ最近、いびきと無呼吸についてのご相談を受けることが多くなりました。

睡眠についてあまり深く考えることもなかったのですが、実際生活習慣病と睡眠障害の

関連が深くて切っても切り離せない関係性なのです。特に糖尿病・高血圧を治療している方は

主治医の先生から一度は検査を勧められたことはありませんか？正直、以前の私であれば、

そこまで考えていなかったのが事実です。ですが、かなり睡眠障害との関連があることが明らか

な訳ですから一度は自宅でできる簡易検査を受けてみるべきだと思います。私は患者さんに

お勧めしております。「先生みたいに太ってないから大丈夫ですよ〜」とたまに失礼なことを

いうかたもおられますが（笑）、太っている、いないは関係ないんだなぁ〜コレが・・・

なぜ太っていれば睡眠時無呼吸症候群と考えるのでしょうか？気道周囲の脂肪？により上気道が

閉塞してしまうことを予測されているのかもしれませんね。それは閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。

ですが、日本人を含めたアジア人は骨格的に睡眠時無呼吸症候群になりやすいという報告があります。

もちろん７割の方はBMIが25以上の肥満の方ですが、痩せていても悩んでいる人はおられます。

実は私も検査をやってみました。9月からは当院ではPhilips（フィリップス）という会社の検査に

切り替えました。私がやってみて検査を受けやすかったこと。検査結果が迅速に出ること。

結果が見やすくてわかりやすいことが要因です。外来にお越しの方は私の結果もお見せできます。

保険適用でCPAP治療になるまでではないのですが、精密検査を受けたらおそらく睡眠時無呼吸症候群の

診断を受けることになると思います。是非、患者さんに限りなく近い？ほぼ患者？の私が

ご説明いたします。「私たちの気持ちなんてわかるの？」と言われても「超わかりますよ！」と

胸を張ってお答えできます。何なりとご質問ください。