2025.10.22
えん、とう、し
このフレーズ、覚えている方もいらっしゃると思います。なんだか耳に残るのです。
塩分、糖質、脂質の頭文字を言います。美味しいものをたくさん食べていると生活習慣病
になりやすいことは、百も承知でしょう。多くの方が知っていることです。そうは言っても、
ついつい誘惑に負けて食べてしまうんだよな〜という人たちが多いはず。
例えば、ラーメンや焼肉などのいわゆる「ガッツリ系」の食事は誰しもが美味しいと感じる
ものなのです。仕事を終えた後に、ビールを味わいながら食事をとるなんて誰しもが幸せでは
ないでしょうか?この美味しいと感じる食事には冒頭の「塩分」「糖質」「脂質」が多く含まれて
いることが多いのです。人はこれらの成分を美味しいと感じるものです。人間が生きていくために
必要な成分なので生き物として本能的に食べたくなってしまうのです。本能ですからね。
特にラーメンに関しては興味深いデータが自治医大から出されています。地域別に様々な飲食店
が存在する中でラーメン店のみが脳卒中と深い関係があることがわかっています。ラーメン店が
地域で増えるほど、脳出血や脳梗塞といった疾患の死亡率が増加していくのです。個人がラーメンを
食べた回数を考慮したものではなく、地域にあるラーメン店の数なので個々が悪いのではなく、
個々を誘惑させたラーメン店が悪いのです。もちろん、ラーメンを食べなければ全てOKとか、
ラーメン以外の食事であればたくさん食べてもいいというわけではありません。
ガッツリ系の食事が命を短くしていく証拠として知っておくべきなのかもしれません。
ちなみに、私は家系ラーメンが大好きです!!!気をつけます。