なかやまきんに君
筋肉と聞くと皆さんは何を思い浮かべるでしょう?
私は吉本所属のお笑い芸人のなかやまきんに君でしょうか。すごい筋肉だと思います。
NHKでも筋肉体操なる番組があって、決めゼリフは「筋肉は裏切らない!」とのことです。
なかなか、心に刺さるフレーズだなと思っております。笑
筋肉と言っても、大きく分けて3種類に分けられます。「平滑筋」「心筋」「横紋筋」です。
平滑筋は自分の意志でコントロールできないので不随意筋とも呼ばれます。血管周囲や内臓の動きを
司っている筋肉で焼き肉でいう、ホルモンやコリコリ(大動脈)がこれにあたります。
心筋も自分の意志ではコントロールできずに動き続けています。焼き肉でいうハツですね。
今日の話題は横紋筋つまりカルビやロース、フィレなどの筋肉です。
体を動かすために筋肉を動かすわけですが、収縮(しゅうしゅく)と弛緩(しかん)で
関節を曲げ伸ばししているのです。体を動かすには筋肉がないとダメなのです!
しかもその筋肉を動かすためにはエネルギーが必要です。いっぽう、筋肉からも「マイオカイン」
という物質が出ていることがわかっており、脳、骨、肝臓、膵臓、腎臓、小腸、大腸など
さまざまな臓器に良い影響を与えることがわかってきました。
具体的には、血管位働き、動脈硬化の予防を助けたり、骨粗鬆症の進行を遅らせたりなどが
挙げられます。また韓国の研究によるとNASH(非アルコール性脂肪肝、メタボリックシンドローム、
高血圧、骨粗鬆症、新型コロナウイルスなども筋肉が少ないことでコロナによる重症化や死亡リスクが
関係したと報告されています。やっぱり筋肉があった方が良いに越したことはありません。
2022年の研究で握力と健康指標の関係を調査した300万人のデータがあります。
握力が弱くなると心血管病、がん、全ての原因による死亡率が高まるのです。
やはり、筋肉が少なくなると、代謝や体を動かさなくなり、マイオカインが出ないことも関連し、
健康への悪影響があるようです。やはり筋肉は裏切らない!ですね。