2024.02.27

アルコール好きな人集合!

アルコールが好き!お酒自体はそんなに好きではないけれど、皆で飲んでいる雰囲気が好き

とかいろいろ思いはあると思います。

ちなみに私は家で飲むと、後の対応が面倒くさいといわれております。絡み酒なのかな?

ですから晩酌は一切しません。自分のご褒美にということで飲んだりもしません。

話は私が19歳の時のお話です。

大学2年生で生化学の実習があり友人同士で採血を行い、その血液からDNAを取り出して

アセトアルデヒド脱水素酵素を発現する遺伝子型を明らかにすることで、

①お酒に強い、②飲めるけど弱い、③飲めないタイプの3種類に分類する実験をしたことを鮮明に覚えています。

私は結果飲めるタイプだったのですが、鍛え方が足りないのか、ダメなのか北海道で働いているときに

酔っぱらって自宅に帰り、玄関の前で眠ってしまい冷たくなって発見され死にかけたことがありました。

その後、25歳で肺炎になり入院するという貴重な経験もしました。皆さんも気をつけてくださいね。

鍛えるといってもどこなのか?肝臓?ということになりますよね。

お酒に含まれるアルコールは、肝臓の解毒作用で無毒化されます。肝臓内では酵素がアルコールを

アセトアルデヒドに変えて、最終的には水と二酸化炭素に分解し汗や尿として体外に出されるのです。

このアセトアルデヒドが大量のお酒を飲んで、動悸を自覚したり、吐き気を自覚したりと体調をくずす

原因になります。また、過剰な飲酒が長期にわたって続いてしまうと、アセトアルデヒドやそのほかの

有害物が肝臓の細胞を傷つけてしまい、脂肪の分解も抑制し脂肪肝や肝繊維症となり、進行すると肝硬変や

肝癌を引き起こしたりするのです。・・・・絶望的だなと思った方、朗報です!

肝臓は再生能力も高いので、適量を心がけて週2~3日の休肝日をつくって飲みすぎないようにすれば

お酒を楽しみ続けられます。ご心配な方はご相談くださいね。

ちなみに、厚生労働省の推奨する純アルコール量は1日20gまでです。