キャベツとレタス
昨日は、キャベツダイエット(失敗)の話で終わりましたが、
目の前にいる次男(小学6年生)にキャベツとレタスどう違う?と聞くと
「キャベツはシャキシャキしていて、レタスはやわらかい」とのこと。(なんじゃそりぁ)
個人的にはレタスもシャキシャキしているなと思いながら説明が難しいと思いました。
キャベツはアブラナ科の植物で、レタスはキク科の植物だそうです。
また、キャベツは葉の1枚1枚が分厚くなっており、色は芯のあたりで白く、葉の先に向って
クリーム色から明るい黄緑色のグラデーションになっています。
レタスはキャベツよりも葉が薄く、色はキャベツよりも緑が濃く、葉の先が
紫がかっているので違いは一目瞭然です。説明できないな・・・と思いながら書いております。
ここからが本題!
よく食物繊維「レタス〇個分」と記載されているのを見かけませんか?
でもレタスが100gで食物繊維含有量が約1.1g程度であることはご存じでしょうか?
サツマイモは100gに含まれる食物繊維が2.2gであり、ごぼうは100g中5.1gです。
成人男性で1日に必要な食物繊維の摂取目標量(20g以上)に達するためにはレタス4玉は
食べないといけないことになってしまいます。現実的ではありせんね。
でも、なぜレタス〇個分という表現がされているのか?疑問ですよね。ごぼう〇本分といっても
今までの商品と比較してどうなのかと参考にならないために換算には、浸透するイメージが
必要なのです。レタスといえばサラダの代表だし、ヘルシーかつ食物繊維も多そうとの勝手な
イメージができているのでそのプラスイメージのレタスが〇個も入っているなんて・・・と
思わせる効果があるのです。これを「シャルパンティエ効果」というようです。
同じような・・・全く違いますが「ファイトーーーーいっぱーーーつ!!」で有名な
あの飲み物もタウリン1000㎎とうたっております。タウリン1gじゃダメでしょうか。
全く同じ量なのですが表現方法が違うだけで受け取る印象が異なります。
これも「フレーミング効果」と呼ばれる見せ方を変える手法です。印象操作ですね。
冒頭に出てきた小学6年生の次男にビタミンC1000mg と1gの飲み物どっち飲みたい?と聞くと
「1gがいい」と・・・どうして?・・・「1gの方が多そうに思うから」とのこと。
単位の勉強ちゃんとしようねということで本日は終了です。