皆さんにとっては縁遠いお話になります。

性感染症（STD:Sexually transmitted disease)は、性行為によって感染します

病原体が精液、膣液、血液および唾液を介して、また接触を通じてパートナーに

感染して様々な症状を起こすのです。。

１６世紀西欧では、STDのことを「ビーナス（愛と美の女神の病」と呼ばれ、性と

病の関係には気づいていたものの、病原体によるものとは誰も考えていませんでした。

不品行な快楽に対する神罰と考えていたのでしょう。ある意味では真面目ですね。

１８世紀の半ばになると、英国の外科医ハンターがSTD患者の膿を取り、それを自らの

局部に注射して病原体による感染を証明したのです。ここまでくると実験の域を超していますね。

STDは膣性交だけで起こるものではありません。最近の報告では約３割はオーラル性交のみでも

感染しているとのことです。興味深い報告として1996年にイグノーベル賞を受賞したのですが、

3ヶ月間航海に出ていた船長さんが淋病になったのです。なぜだと思います？女っ気ゼロですよ〜

この船長が慢性淋病の船員のダッチワイフを黙って拝借したことで、病原体をいただいてしまった

ということです。なーるほどね〜〜〜と思いました。

（快）楽あれば苦あり　　　触らぬ（女）神に祟りなしということですね