ベジファーストの根拠
ベジファーストはこのブログでも何度もご紹介させていただいた日本国内で爆発的に流行った(流行っている)食事法です。多くの皆さんはご存知かもしれませんが、まず野菜を食べてその後に炭水化物などを食べることで、食後の血糖値上昇を防ぐというのが、コンセプトです。食べる順序を変えるだけで健康効果があるのであれば、すごい話題なのです。世界中の研究者たちは何を食べるべきかで研究しているのですから。でも、このベジファーストの効果は日本でのみ検証されているらしいのです。食後血糖の上昇を抑える効果は一貫して認められています。ベジファースト的な食事指導で血糖の数値であるHbA1cが1%程度低下したという報告もあります。ですが、1%低下した報告は、ベジファーストを主体とした食事指導をする vs. 全く食事指導をしない の比較だったのです。効果を検証するのであれば、ベジファーストを主体とした食事指導をする vs. ベジファーストの部分を抜いた食事指導で比較するべきでした。そうしないとベジファーストの効果判定ができないのです。ベジファーストを心がけること自体が野菜の摂取量増加につながり、健康に少なからず良い影響をもたらしたと考えられます。冒頭で述べた「日本で流行っている」この食事法は、実はアメリカを含む欧米諸国では普段の食事がほぼ単品料理であることが多いので、「何を先に食べるのか」を考える機会自体がないのかもしれません。また、アメリカの食事のガイドラインにおいても大きく取り上げられる様子も見当たりません。日本では食事とは別に野菜のおかずを食べる習慣があるからこそ、食べる順序がトピックになりえるのかもしれませんね。違和感なくベジファーストが出来ていればそれは非常に良いと思います。お野菜の高騰はあると思いますが、お正月から体に気を配った食生活を心がけましょうね。