ポンポンは天才犬!?
皆さんの利き手はどちらでしょうか?私は右手です。親の利き手と子供のききてには相関があると
されています。利き手の決定には遺伝的な因子が関わることは間違いありません。さまざまな報告を
統合すると、利き手決定因子のうち、16〜30%が遺伝的因子と推測されています。妊娠9〜10週の
胎児の75%は左腕よりも右腕を動かすことが多く、妊娠15週で胎児の指しゃぶりも右手に多いことから
お腹の中にいる時点で利き手は決まっているのでしょう。両親が利き手が左手でもお子さんが右利き
の方が多いとされているので、両親の利き手だけで決まるわけではないようです。
動物も左右どちらかの脚を好んで使うことが知られています。猫の78%、犬の68%でも利き脚が
確認されていますが、種全体では偏りはないようです。人で右利きが多いのは、言語発達により
左大脳半球が発達したためとされています。そのため言語発達が遅れがちな聴覚障害者や
自閉症スペクトラム患者さんは左利きの割合が多いと報告されています。皆さん、聞いたことがあると
思いますが、左利きに天才が多いということを・・・諸説ありますが、アインシュタイン、エジソン、
レオナルド・ダ・ヴィンチは左利きで、凡人にはない才能を遺憾なく発揮した人たちです。でも、
本当に左利きの人は右利きの人よりもIQが高いのでしょうか?残念ながら有意差はなかったようです。
ポンポンはお手、おかわりを左手でしかできません。ですが、一番私の言っていることが理解できる
のです。我が家の子供達には左利きは天才説を唱えて、その裏付けのために調べて本日のブログが
成立したというわけです。ちなみに、左利きの人は対戦スポーツに有利であるという利点があります。
ですが、日用品のハサミが使いにくい、食事の際に隣の人と腕がぶつかるなどデメリットもあります。