2026.03.20
ラーメンと鼻水
皆さんはラーメン好きですか?嫌いという人はあまりいないのではないかと思います。特に寒い時に食べるラーメンが特に美味しいのですが、夢中で食べていると鼻水が「つ〜」と垂れてきていることありませんか?一人で食べていれば気にならないのですが、一緒に食べている人によっては恥ずかしいなぁと思うこともあります。なぜ、鼻水が出るのでしょうか?鼻は、匂いを感じる感覚器だけではなく、空気を取り入れる呼吸器でもあります。鼻の奥には鼻腔という空間が広がっていて、鼻腔の粘膜からは粘液が分泌されているのです。粘液は呼吸で吸い込んでしまったホコリやゴミを吸着して清浄化したのちに肺に送り込んでいます。また、肺の中を常に適温、適湿に保つために鼻は冷たい空気を温めたり、熱い空気を冷やして、空気が乾燥している時には湿度を高める一種のラジエーターのような役目も担っているのです。このような鼻の機能が、我々がラーメンをいただく時にも働いているのです。あっついラーメンからたつ湯気の水蒸気は、鼻に入ると冷やされます。水蒸気は冷えると水になりますので、鼻で冷やされた湯気も鼻水となって流れ出るわけです。また、熱い食べ物が口に入ると、熱の刺激で鼻の奥の血管が拡張されて血行が良くなることで鼻の粘液が過剰に分泌されます。この二つの働きによりラーメンなど(うどんやそばも同じですよ)の熱いものをいただく際には鼻水が出るのです。ちなみに、乾燥した空気を長時間吸っていると、微粘膜の表面が乾いて吸着したホコリやゴミなども固まってしまいます。これが「鼻くそ」なのです。