2025.02.13

不老不死の薬

紀元前3世紀に中国を最初に統一したのは秦の始皇帝ですが、徐福という人物が始皇帝に取り入って

当方の国にある「不老不死の薬をゲットするぜ~」と、自分が取ってくると言い出し大金を始皇帝から

いただいた上に二度と始皇帝の元には現れなかったという話があります。

不老不死の薬で思いつくのは、竹取物語でしょう。不死の薬を姫からもらった帝ですが、姫がいない

この世なのかなんて・・・と燃やしてしまったという話ですよね。平安時代なのにSF要素が満載!

徐福伝説に話を戻すと、東方の国というのは日本で、日本に来ていたといわれています。

日本国内に徐福の墓が4か所ほどあることも知られています。日本各地にいろいろな徐福の伝説があり、

徐福伝説というものらしいです。日本各地に徐福が来た…という伝説が残っており、そんなに行くぅ?

とも思ってしまいます。徐福の言う不老不死の薬はローヤルゼリーではないかという話がありますが、

もしそうだったら、おむかえのマツモトキヨシでも購入できるのに・・・と思ってしまいます。

本当かどうかはわかりません。16世紀のルネサンスの頃に錬金術と若返りの方法が熱心に研究され、

錬金術は鉄や銅、鉛などの金属を金に変える技術で成功はしませんでしたが、そのおかげで化学が

進歩したといわれています。また、若返りの方法として瀉血や輸血、アロマオイルなどいろいろと

研究が進みました。当時は病気と同じように若さも伝染すると考えられて、老人が若い女性と同衾する

(本当にそれだけ)ことによって若返るという治療法が流行ったようです。

現代の有料老人ホームなどの施設の走りだったかもしれませんね・・・