光る君へ
みなさんは、2024年大河ドラマ「光る君へ」をご覧になっていますか?
私は、ここ最近の大河ドラマでは2022年の「鎌倉殿の13人」が秀逸でした。
もともと鎌倉時代が好きだったのと、三谷幸喜氏の脚本が新撰組!、真田丸に引き続き
素晴らしく毎週楽しみに見ていました。今回の光る君へは正直あまり見ていません。
光源氏の話か〜程度の興味でしかなくどのような生活をしていたのかな〜と
たまに見ています。もっぱら子供たちにチャンネル権を奪われ「イッテQ」を見させられています。
ところで平安時代の歌人で希代のプレイボーイと言われた「在原業平」(ありわらのなりひら)は、
江戸の川柳で「業平のカサをかかぬも不思議なり」という句が残されています。
カサというのは、瘡(かさ)で性感染症のことです。多数の女性と褥をともにした業平が
性感染症になったというのを聞かないのは不思議だという意味の川柳です。
現代医学においても「在原業平」と同じようなことが起きています。
すなわち、性感染症は病気を持っている相手とセックスをして感染するものですが、100%
必ず感染するものではありません。クラミジア感染症であれば女性がクラミジアであれば男性が
かかる割合は6〜7割。相手の男性がクラミジアの場合女性がかかる割合は7〜8割と言われております。
エイズの場合は1割以下と言われております。
20代の未婚女性のクラミジア感染に関する調査によると、今まで経験したセックスフレンドが1〜2人の場合
約5%の女性が感染していました。一方、セックスフレンドが3人以上の場合は20%以上の感染率を示しました。
セックスの相手が多くなればなるほど性感染症にかかる割合も高くなるのは確実です。
しか〜〜〜し、セックスフレンドが11人以上の女性の中には不思議なことに感染していない人もいたのです。
在原業平のように数多くの浮気を経験しても性感染症にならない悪運の強い男もいる反面、初めてのsexで
性感染症にかかる運の悪い人もいるのです。この感染するしないは、現代医学においても不明です。
おそらくは、病原体に対する抵抗力の個人差によることが大きいと考えられます。
やはり、予防にはコンドームが大切なのでしょう。